今回は、フリーで使用出来る沿線・駅データ（コード）の紹介です。
検索システムの構築を請け負っていると、沿線や駅での検索機能を実装することも多いです。
例えば、不動産物件の検索システムだと、沿線・駅検索機能は必須ですよね。
ただ、沿線・駅のデータベースに利用するコードを自前で用意するのって、すごく時間が掛かります。
だからと言って、沿線・駅コードを購入すると、すごく高いライセンス料が掛かります。
例えば、不動産流通近代化センターの沿線・駅コードが有名ですが、大手企業じゃないと手を出せないくらいに高いです。
沿線・駅データの用意ってすごく大変ですから、高くなるのは仕方が無いのですが・・・
そこで、私が良く利用するのが、コードプラスさんが提供している沿線・駅データです。
>> 駅データ.jp 公式サイトへ
基本はフリーで十分使用できます。
有料版でも4,400円（6ヶ月）とお手頃価格で利用することができます。
データには、「路線マスタ」と「駅マスタ」があり、CSV形式でダウンロードすることができます。
他にも、「事業者データ」と「接続駅データ」も利用することができます。
CSVと同じ項目を持ったデータベースを作成してそのまま流し込んでやれば、沿線マスタDBと駅マスタDBの作成が完了します。
また、APIも提供してくれています。
自前でデーターベースを持たなくて利用することも出来ます。
http://www.ekidata.jp/api/
自分とこのサーバのリソースを極力減らしたくない場合などは、APIを使用すればいいです。
※現在は、APIの提供は停止されているようです。
ただ、敷いて不満を上げるとすれば、「都道府県マスタ」もCSVでダウンロードできるようなれば助かるんですが。
まあ、そこはデータ取得時にSQLの組み方で何とでもなります。
なので、そこまで大きなデメリットではないですが。
沿線・駅データって自分で作成するのって相当な労力が必要です。
なので、無料で利用できる『駅データ.jp』は、もっと注目されていいデータだと思います。
