SEO対策!URLのwwwあり・なしの統一方法を紹介!

Webサイトを運営していると、
https://example.com/(wwwなし)https://www.example.com/(wwwあり)
のように、同じWebサイトなのにURLが2種類存在してしまうケースがあります。
この状態を放置すると、検索エンジンに「別々のページ」と認識されてしまい、SEO評価が分散してしまう可能性があります。
そこで本記事では、URLのwwwあり・なしを統一するメリットと、具体的な設定方法を分かりやすく解説します。
「wwwあり」と「wwwなし」とは?
URLに含まれる「www」は、もともと「World Wide Web」の略で、サブドメインの一種です。
- wwwあり:
https://www.example.com/ - wwwなし:
https://example.com/
結論から言うと、「wwwあり」と「wwwなし」のどちらのURLを使うかは自由です。
ですが、どちらかのURLに統一しておくことが重要です。
URLを統一しない場合のデメリット
URLを「wwwあり」「wwwなし」のどちらかに統一しないと、次のような問題が発生します。
- SEO評価が分散する
- 被リンクの効果が分散する
- ユーザーの混乱
SEO評価が分散する
検索エンジンは「wwwあり」と「wwwなし」を別のページとして認識してしまう場合があります。
その結果、同じコンテンツでも評価が分散し、検索順位が下がる可能性があります。
特に新規サイトではこの影響が大きく、上位表示を妨げる原因になります。
被リンクの効果が分散する
他のWebサイトからリンクをもらった場合、本来であればSEO評価が集中して検索順位アップにつながります。
しかし、URLが統一されていないと「wwwあり」と「wwwなし」に別々にリンクが集まり、効果が半減してしまいます。
せっかくの被リンクを無駄にしないためにも統一が必要です。
ユーザーの混乱
同じWebサイトなのにURLが2種類存在すると、ユーザーに「別サイトなのでは?」と誤解される可能性があります。
また、ブックマークやシェアをする際に迷わせてしまうこともあります。
ユーザー体験を損なわないためにも、必ず統一しておくべきです。
URLを統一するメリット
URLを「wwwあり」「wwwなし」のどちらかに統一しておくと、次のような効果が得られます。
- 検索エンジンからの評価を一元化できる
- 被リンク効果を最大限に活かせる
- ユーザーにとって分かりやすいURLになる
- Webサイトの信頼性が向上する
検索エンジンからの評価を一元化できる
検索エンジンは「wwwあり」と「wwwなし」を別のページとみなす可能性があります。
URLを統一しておけば、ページ評価が分散せずに一元化され、SEO上有利になります。
さらに、検索結果に表示されるリンクが安定し、クローラーによるインデックスも効率的に行われるようになります。
結果として、新しい記事やページもより早く検索エンジンに認識され、全体的なWebサイト評価の底上げにつながります。
被リンク効果を最大限に活かせる
異なるURLにリンクが集まると、それぞれに分散してしまいます。
統一することで、全ての被リンク効果を1つのURLに集約でき、検索順位の向上につながります。
さらに、外部サイトからのリンク解析や効果測定が簡単になり、マーケティング施策の改善に役立ちます。
ユーザーにとって分かりやすいURLになる
ユーザーがアクセスしたときに、常に同じ形式のURLへリダイレクトされるため「どちらが正しいのか」と迷うことがありません。
Webサイトの一貫性も高まり、利用者に優しい設計になります。
また、SNSやブログでURLが共有された際にも表記が統一されるため、ブランドイメージの統一にもつながります。
Webサイトの信頼性が向上する
統一されていないURLは「管理が行き届いていないWebサイト」と見なされることもあります。
きちんと統一することで、ユーザーや検索エンジンに信頼感を与えることができます。
加えて、運営者自身にとっても、ログ解析やSEOレポート作成時のデータが整理されやすくなり、長期的なWebサイト運営の効率化にもつながります。
wwwあり・なしを統一する方法
それでは、URLのwwwあり・なしを統一する方法を紹介します。
使用しているWebサーバーによっても方法は異なるので、自身の環境に合った方法をお試しください。
設定ミスなどで上手くリダイレクトされないこともあるので、注意して作業を行うようにしましょう。
(1) .htaccessを利用する方法(Apache)
レンタルサーバーで広く使われるApacheでは、.htaccessを使ってリダイレクトを設定できます。
この.htaccessを使った方法が最も一般的です。
wwwありに統一する場合
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^example\.com [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://www.example.com/$1 [L,R=301]
wwwなしに統一する場合
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.example\.com [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/$1 [L,R=301]
(2) httpd.confを利用する方法(Apache)
サーバー管理者権限がある場合は、httpd.conf(Apacheのメイン設定ファイル)に直接書き込む方法もあります。
wwwありに統一する場合
<VirtualHost *:80>
ServerName example.com
Redirect permanent / https://www.example.com/
</VirtualHost>
wwwなしに統一する場合
<VirtualHost *:80>
ServerName www.example.com
Redirect permanent / https://example.com/
</VirtualHost>
👉 .htaccessよりも高速で、サーバーへの負荷も少ないのがメリットです。
(3) Nginxで設定する方法
WebサーバーとしてNginxを使っている場合は、serverブロックでリダイレクトを設定します。
wwwありに統一する場合
server {
server_name example.com;
return 301 https://www.example.com$request_uri;
}
wwwなしに統一する場合
server {
server_name www.example.com;
return 301 https://example.com$request_uri;
}
(4) WordPressで設定する方法
WordPressの場合は、管理画面から簡単に統一できます。
- 「設定」→「一般」にアクセス
- 「WordPress アドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」を統一したい方に変更(例:
https://www.example.com)
👉 プラグイン(例:Redirection)を使ってリダイレクト設定する方法もあります。
(5) Google Search Consoleで正規URLを指定する方法
Googleに「どちらのURLを正規とするか」を伝えることも重要です。
- Search Consoleに「wwwあり」「wwwなし」両方のプロパティを追加
- 優先する方を「正規URL」として指定
👉 サーバー側でリダイレクトを設定していても、Search Consoleで確認しておくと安心です。
6. どちらを選ぶべき?(wwwあり vs wwwなし)
「wwwあり」「wwwなし」のどちらを選ぶべきかは、Webサイトの規模にもよります。
まずは、以下の内容を確認してください。
- 大規模サイト → 「wwwあり」が便利(サブドメインを使い分けやすく、CDNやマルチリージョン展開時に柔軟性が高い)
- 中規模サイト → どちらでも対応可能だが、ブランド戦略やユーザーの慣習に合わせて選ぶのがおすすめ
- 小規模サイト・個人ブログ → 「wwwなし」でシンプルにするケースが多く、SNSや名刺などにも書きやすい
また、企業サイトやECサイトではサブドメインを運用する予定があるかどうかで判断すると良いでしょう。
例えば「shop.example.com」「blog.example.com」といったサブドメインを展開したい場合は、親ドメインをwwwありにしておくと整理しやすくなります。
一方で、シンプルさを重視する個人運営ではwwwなしのほうが使い勝手が良いことが多いです。
結論:
SEO的にはどちらでも問題ないので、Webサイトの規模や運用方針に応じて、管理しやすくブランド戦略に合った方を選んで統一しましょう。
まとめ
今回は、「wwwあり」「wwwなし」のURLが混在する場合のメリット・デメリットを紹介しました。
また、URLをどちらかに統一する方法をまとめました。
- URLの「wwwあり・なし」はどちらでも良いが、統一は必須
- Apacheなら
.htaccessやhttpd.conf、Nginxならserver設定、WordPressなら管理画面で設定可能 - Search Consoleで正規URLを指定しておくと安心
- 統一することでSEO評価が分散せず、ユーザーにも分かりやすいWebサイトになる
ちなみに、今回行ったURLの統一は、「URLの最適化」ということもあります。
この最適化には、他にも
- 「index.html」「index.php」のあり、なしの統一
- HTTPS(https://)への統一
などもあります。
必ずURLの正規化を行って、同じページなのに複数のURLが存在することが無いように注意しましょう。
























