WordPressが真っ白で何も表示されない?慌てず直す完全ガイド

WordPressサイトを開いた瞬間、
画面が真っ白で、文字も画像も何も表示されない。
しかもエラーメッセージは出ず、
管理画面(wp-admin)にもログインできない──。
この状態になると、多くの方が次のような不安を感じます。
- サイトが完全に壊れてしまったのでは?
- 今まで書いた記事や画像は消えた?
- もう自分では直せないのでは?
ですが、まず最初に知っておいてほしいことがあります。
👉 WordPressが真っ白になる=致命的なトラブルとは限りません。
👉 実際には「ちょっとした設定ミス」や「相性問題」で起きていることも多いです
この記事では、
専門知識がない初心者の方でも、上から順に確認するだけで復旧できるように、
作業手順・判断基準・注意点まで含めて詳しく解説します。
まずは落ち着いて作業を行うことが大切!
WordPressは、表示部分(画面)と、
データ(記事・画像・データベース)が完全に分かれた仕組みです。
そのため、
- 表示に使うプログラム(PHP)でエラーが起きる
- テーマやプラグインが正常に動かない
といった場合でも、
中身のデータ自体は無事なケースが圧倒的に多いのです。
逆に、焦ってよく分からないまま操作すると、
- ファイルを削除してしまう
- 正常だった部分まで壊す
といった二次被害が起きることがあります。
👉 この記事は「上から順に確認するためのチェックリスト」だと思ってください。
ステップ1:本当に「完全に真っ白」かを確認する
まず最初にやるのは、原因特定のための簡単な確認です。
確認方法(初心者でもOK)
まずは、以下の手順でブラウザ上でソース(HTMLなど)を確認します。
- 真っ白な画面の上で右クリック
- 「ページのソースを表示」をクリック
- 英語・記号・タグのような文字が出るか確認
ここで分かること
ソース画面を確認することで、次の2つのパターンに切り分けることができます。
- 大量の文字(HTMLなど)が表示される場合
→ サイト自体は動いている
→ CSSやJavaScript、キャッシュ系の問題の可能性が高い - ほぼ(または全く)何も表示されない場合
→ PHPエラー・致命的エラーの可能性が高い
※この時点で意味が分からなくても大丈夫です。
「状況を把握した」だけでOKです。
ステップ2:直前に何をしたかを必ず思い出す【超重要】
WordPressが真っ白になる原因は、「直前の操作」に原因があることが非常に多いです。
このような操作を行っていないか思い出してみましょう。
- プラグインを更新・追加した
- テーマを変更・アップデートした
- 表示速度改善やキャッシュ設定を触った
- PHPバージョンを変更した
- functions.phpを編集した
もし心当たりがあれば、
👉 原因はほぼそこです。
それでは、エラーが起こる原因と解決方法を順番に確認していきましょう。
原因① プラグインが原因で真っ白になるケース(最多)
WordPressの真っ白トラブルで、
最も多い原因がプラグインです。
特に初心者の方は、
- プラグインをたくさん入れている
- まとめて更新している
ことが多く、相性問題が起きやすい状態です。
なぜプラグインで真っ白になるのか?
プラグインは、それぞれ別の開発者が作っています。
そのため、
- プラグイン同士が干渉する
- 今のPHPバージョンに対応していない
- 更新時に一時的な不具合が起きる
といったことが珍しくありません。
管理画面にログインできる場合
- https://example.com/wp-admin/にアクセス
- ログイン
- 「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」
- 一番上のチェックボックスにチェック
- 「一括操作」→「無効化」→「適用」
※「https://example.com/」の部分は、自身のサイトURLに変更してください
なぜこれで直るのか?
すべてのプラグインを一度止めることで、競合やエラーの原因をリセットできます。
これで表示が戻った場合、「いずれかのプラグインが原因」だと分かります。
その場合、プラグインを1つずつ有効化していくことでエラーの原因となったプラグインを特定することができます。
管理画面に入れない場合
管理画面にもアクセスできなくなった場合は、
利用されているレンタルサーバーのファイルマネージャーを利用しましょう。
- サーバー管理画面にログイン
- ファイルマネージャーを開く
- public_html → wp-content
- pluginsフォルダ名をplugins_oldに変更
※FTPを使ってもOK
何が起きるか?
WordPressはpluginsフォルダが見つからないと、
すべてのプラグインを自動的に停止します。
👉 これで画面の表示が戻れば、原因はプラグインに確定です。
↓
この場合、pluginsに名称を戻した後、
中に入っているプラグインを1個ずつ削除していきましょう。
ぞれによりエラーの原因となったプラグインを特定することができます。
原因② テーマが原因で真っ白になるケース
WordPressのテーマは、デザインだけでなく、内部処理にも深く関わる重要な要素です。
そのため、テーマに問題があると、画面が真っ白になることも多いです。
起きやすい状況
このような場合にトラブルが起きやすいです。
- テーマ更新直後
- 数年前のテーマを使っている
- カスタマイズが多い
特に、古いテーマだと、サーバー側のPHPの仕様変更に伴い、
突然エラーで画面が真っ白になることがあります。
それでは、テーマがエラーの原因になっていないかをチェックしてみましょう。
↓
管理画面にログインできる場合
- https://example.com/wp-admin/にアクセス
- ログイン
- 「外観」→「テーマ」
- 初期テーマ(Twenty Twenty系)へ変更
※「https://example.com/」の部分は、自身のサイトURLに変更してください
👉 これで画面の表示が戻れば、原因はテーマに確定です。
管理画面に入れない場合
レンタルサーバーが提供しているファイルマネージャーへアクセスし
- wp-content/themesを開く
- 使用中テーマのフォルダ名を変更(例:mytheme → mytheme_old)
※FTPを使ってもOK
WordPressは自動的に初期テーマ(Twenty Twenty系)へ切り替えます。
👉 これで画面の表示が戻れば、原因はテーマに確定です。
原因③ functions.phpの編集ミス
functions.phpは、
1文字のミスでもサイト全体が真っ白になるファイルです。
- セミコロン(;)を付け忘れる
- 全角スペースが混ざっている
- PHPタグの閉じ忘れ
- ネット上のPHPコードをそのまま貼りつけた
のようなことでもエラーになります。
特に、ネット上で公開されているPHPコードにはエラーが含まれていることもあります。
使用する場合は、注意しましょう。
安全な直し方
- wp-content/themes/テーマ名/
- functions.phpを開く
- 編集前の状態に戻す
分からなければ中身を空にして保存しても問題ありません。
原因④ PHPエラーを表示して原因を特定する
エラーの内容が見えないと、原因の特定や解決方法を見つけるのに時間がかかることも多いです。
そこで、WordPressを一時的にデバッグモードに変更するもおすすめです。
それにより、エラーの内容を画面上に表示させることもできます。
デバッグモードにする場合、wp-config.phpを開いて「WP_DEBUG」を胃顔用に修正してください。
define('WP_DEBUG', true);
エラー文にプラグイン名・ファイル名が出たら、それが原因です。
また、エラー分をそのままコピペしてGoogleで検索することで、
解決方法が見つかることも多いです。
原因⑤ メモリ不足
WordPressは、
処理に使えるメモリ量が足りないと表示できなくなります。
起きやすいケース
- 高機能テーマを使用
- プラグインを多く入れている
- 画像が多いページ
対処方法
wp-config.phpを開き、以下のコードを追記します。
define('WP_MEMORY_LIMIT', '256M');
原因⑥ PHPバージョンが合っていない
初心者に最も効果が高い対処法のひとつです。
例えば、
- 新しすぎるバージョンのPHP → 古いテーマが動かない
- 古すぎるバージョンのPHP → 新しいプラグインが動かない
ということが考えられます。
対処手順
- サーバー管理画面
- PHPバージョン切り替え
- 1つ古いバージョンへ変更(または1つ新しいバージョンへ変更)
- サイトを確認
👉 これだけで直るケースも多いです。
原因⑦ キャッシュ・高速化・CDN
キャッシュ系の設定は、
表示だけを止めてしまうことがあります。
例えば、次のような対応を行ってみてください。
- ブラウザのスーパーリロード
- WordPressキャッシュ削除
- サーバーキャッシュ削除
- CDNキャッシュ削除
キャッシュは、Webサイトの高速化にとても重要です。
ですが、特にキャッシュ系のプラグインは厄介な存在でもあるので、使用する場合には注意が必要です。
【Windowsの場合】
- Ctrl + F5
- Ctrl + Shift + R
【Macの場合】
- Command(⌘) + Shift + R
- Command(⌘) + Shift + 再読み込みボタン
上記のキーを真っ白なページを表示した状態で同時に押してください。
まとめ
WordPressの画面が真っ白になると、
「サイトが壊れた」「もう終わった」と焦ってしまう方も多いです。
ですが、実際には致命的なトラブルであるケースはほとんどありません。
多くの場合、
原因は
- プラグインやテーマの不具合・相性問題
- PHPバージョンの不一致
- キャッシュや表示系のトラブル
- ちょっとしたコード編集ミス
といった、比較的よくある原因です。
この記事で紹介した手順は、
初心者の方でも「どこから確認すればいいか」で迷わないように、
上から順番にチェックするだけで原因を切り分けられる構成になっています。
途中でサイトが表示されるようになった場合は、
それ以上無理に作業を進める必要はありません。
また、ここまで試しても直らない場合は、
バックアップからの復元や、サーバー会社への相談を選ぶのも正しい判断です。
大切なのは、
- 焦って適当に操作しないこと
- 原因を1つずつ丁寧に切り分けること
です。
WordPressの画面が真っ白になっても、ほとんどの場合は復旧できます。
この記事をチェックリストとして使いながら、
落ち着いて1つずつ確認してみてください。






















