今回は、エックスサーバーの自動バックアップ機能についてまとめています。
エックスサーバーでは、全プランに標準で搭載しており、充実したバックアップ機能となっています。
“エックスサーバーを検討されている方“や”バックアップ機能を重視される方“は、ぜひチェックしてください。
エックスサーバーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックしてください。
>> WEB制作者がエックスサーバー(Xserver)について詳しく解説!
エックスサーバーの自動バックアップ機能について
エックスサーバーと言えば、個人・法人を問わず人気のレンタルサーバーです。
12ヶ月契約では月額1,100円~利用することができ、初めて利用される方にもおすすめのサービスです。
で、レンタルサーバーを利用するにあたって、最も重要な機能の一つが自動バックアップ機能です。
例えば、アフィリエイトサイトの場合、WEBサイトが表示されなくなると収益が全て無くなってしまいます。
サービスサイトや商品サイトが壊れてしまうと、売り上げが大幅に落ちてしまうこともあります。
そのような場合でも、バックアップデータがあれば、データを復元することができ、WEBサイトやメールの復旧が可能となります。
エックスサーバーには、自動バックアップ機能が標準で搭載しており、毎日バックアップデータが取られています。
それにより、トラブル発生時でもデータ損失のリスクも最小限に抑えることができます。
また、データ復元も無料となっており、サーバーパネル上から簡単に復元を行えます。
迅速に復元作業を実行することができ、利用者は安心してWEBサイトの運営を行うことができます。
自動バックアップ機能の仕様
まずは、エックスサーバーのバックアップ機能の仕様をまとめてみます。
- 全プランに無料で標準搭載
- 1日1回、自動でバックアップ処理を実行
- 手動でのバックアップデータ作成も可
- バックアップ対象はサーバー領域(WEBデータ、メール)とデータベース(MySQL)
- 過去14日分のバックアップを保持
- バックアップ専用サーバーへ保存
- データ復元も無料
- バックアップデータのダウンロードも可
エックスサーバーのバックアップ機能は、全プランに無料で標準搭載しています。
自動バックアップになっており、1日1回バックアップ処理が実行され、過去14日分のバックアップデータが保持されています。
サーバー領域(WEBデータ、メール)とデータベース(MySQL)は別々にバックアップが取られており、分けて利用することができます。
また、バックアップデータは無料で利用することができ、さらにデータ復元も無料で行うことができます。
毎日バックアップが実施され、データ復旧も無料になっているので、エックスサーバーは安心して利用できますね!
データのバックアップ・復元の画面
エックスサーバーのバックアップは、サーバー領域(WEBデータ、メール)とデータベース(MySQL)で分けられています。
その為、データ復元の作業はサーバー領域とデータベースで別々に行うことになります。
サーバー領域のバックアップデータ取得・データ復元
サーバー領域とは、WEB領域のデータとメールデータになります。
サーバー領域のバックアップデータ取得・復元の画面はこのようにシンプルになっています。
こちらの画面では、バックアップデータの取得やデータ復元が可能となっています。
「処理種別」の項目で「自動バックアップデータの取得」をチェックすると、バックアップデータを取得することができます。
バックアップデータは、サーバー上のディレクトリ(”/home/(サーバーID)/userbackup/“)にデータが保存されます。
保存されたデータは、FFFTPなどでサーバーへ接続してダウンロードできます。
また、データ復元を行いたい場合には、「自動バックアップデータから復元」にチェックすることで可能です。
さらに、ドメイン毎にデータ復元を行う場合には、「対象を指定して取得」にチェックを入れることで可能です。
こちらの画像ではぼかしていますが、画面にはドメインの一覧が表示されています。
該当ドメインにチェックを入れることで、特定のドメインのみのバックアップデータ取得やデータ復元が可能になります。
また、こちらの画面では、対象データを指定することもできます。
例えば、WEBサイトの復旧のみを行いたい場合もありますよね。
その場合には、「Web領域」にチェックを入れることで、WEBサイトのデータのみ復元することができます。
■Web領域:対象ドメインの「public_html」ディレクトリのデータ
■Web用設定ファイル:対象ドメインの「public_html」「mail」ディレクトリ以外のデータ
■メール領域:対象ドメインの「mail」ディレクトリのデータ
エックスサーバーでは、手動でのバックアップも可能となっています。
「手動バックアップデータ作成」の画面から、サーバー領域のデータを手動で作成してダウンロードすることもできます。
例えば、WordPressのバージョンアップ前には、バックアップを取っておきたいですよね。
そのような場合には、こちらからバックアップを取れるので便利です。
データベース(MySQL)のバックアップ・復元の画面
次は、データベース(MySQL)のバックアップ画面を見てみましょう。
画面はこちらです。
該当のデータを選択して「申請する」をクリックすると、該当データがサーバー上に保存されます。
また、リアルタイムでバックアップデータを作成してローカルにダウンロードすることもできます。
WordPressのバージョンアップ前などにデータベースをダウンロードするのにも利用できますね。
バックアップデータから、過去のデータベース情報を復元することもできます。
いずれの作業もコントロールパネル上から簡単に実行することができます。
便利ですね!
データベースバックアップの注意点
データベースの場合には、バックアップ対象外になることもあります。
バックアップ対象外になる条件を以下にまとめておくので、その点はチェックしておきましょう。
■データベース内のテーブル数が1,000個を超える場合
■バックアップ処理に大きな負荷が掛かる場合
■バックアップ処理の実行時間が長時間になる場合
■破損などでデータベースが壊れている場合
データベース内のテーブル数が1,000個を超えるというのは、かなり大きなシステムになります。
例えば、WordPressを利用している場合には、テーブルの数は数十個程度になります。
一般的なWEBサイト運営でテーブル1,000個を超えることはなかなかないので、その点は安心してください。
ミラーリングについて
エックスサーバーでは、RAID1方式によるミラーリング処理も実装されています。
2台のディスクに同じデータを書き込む処理で、耐障害性を高めることができます。
一方のディスクに障害が発生しても、もう一方のディスクにデータが残っています。
それにより、データを安全に保存することができます。
最後に
エックスサーバーには、全プランに自動バックアップ機能が標準搭載されています。
過去14日分のバックアップデータが保持され、該当の日付データを選んで復元することもできます。
もちろん、データ復元も無料になっています。
エックスサーバーはバックアップ機能も充実しており、以下のような場合にも備えておくことができます。
■WordPressのバージョンアップ中にトラブルが発生した
■誤ってサーバー上のデータを消してしまった
レンタルサーバーの中には、バックアップ機能を搭載していないサービスもあります。
自動バックアップ機能が標準搭載しているのは、助かりますね!
エックスサーバーは、個人・法人を問わず利用者の多いレンタルサーバーです。
初めてWordPressやレンタルサーバーを利用される方にもおすすめのサーバーサービスです。
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