今回は、公開鍵と秘密鍵を作成して、設定するまでの方法についてまとめました。
少し面倒ですが、決して難しい作業ではないので、参考にしていただければ幸いです。
公開鍵と秘密鍵の作り方
まず、Tera Termを立ち上げて下さい。
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立ち上がったら、画面下の「キャンセル」をクリックして下さい。
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設定メニューより「SSH鍵生成」を選択します。
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鍵の種類は「RSA」、ビット数は「2048」にして、「生成」をクリックして下さい。
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これで鍵の生成が完了です。
鍵の作成が完了したら、鍵のパスフレーズとパスフレーズの確認を入力します。
パスフレーズは任意の文字列を設定して下さい。
また、パスフレーズは後で使うので、必ず、忘れないように保存しておいて下さい。
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公開鍵を保存します。
PCの任意の場所に保存します。
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秘密鍵を保存します。
PCの任意の場所に保存します。
これで、公開鍵と秘密鍵の作成が完了です。
保存した鍵の中身は、この様になっていると思います。
【公開鍵】
【秘密鍵】
公開鍵をサーバーへ設置
次は、公開鍵をサーバーへ設置していきます。
まずは、Tera Termを立ち上げて、鍵を設定するユーザーでサーバーへアクセスします。
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ホスト名を入力して、「OK」をクリックして下さい。
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該当ユーザーでログインします。
※ここでは、まだパスワードでログインして下さい。
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ファイルメニューより「SSH SCP」を選択します。
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以下のような画面が開くので、「From:」の右横にある「…」をクリックします。
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生成した公開鍵「id_rsa.pub」を選択します。
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「Send」をクリックして、公開鍵をサーバに送信します。
これで、公開鍵の設置が完了です。
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$ ls -al
を実行して、送信した公開鍵がサーバー上に保存されているかを確認します。
画像のようにid_ras.pubがアップされていれば、OKです。
公開鍵認証によるサーバーへの接続
それでは、サーバー上に保存した公開鍵とローカルに保存している秘密鍵を使って、サーバーへ接続してみます。
まずはTera Termを立ち上げて、ホスト名を入力して、「OK」をクリックします。
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ユーザー名とパスフレーズを入力して、秘密鍵をクリックします
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ローカルに保存しておいた秘密鍵「id_rsa」を選択します。
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秘密鍵を選択したら、「OK」をクリックします。
これで無事ログインできれば、公開鍵と秘密鍵の設定が完了です!